千歳市・千歳工業クラブ道内企業視察研修会に参加
2024.01.10
令和5年12月20日(水)~12月21日(木)の二日間千歳市・千歳工業クラブ道内企業視察研修に参加してきました。
この研修は、千歳市・千歳工業クラブがカーボンニュートラルを推進して行く上での企業視察研修で、総勢
22名で視察に行ってきました。
今年は、函館の北海道ガス(株)函館みなと工場とほくでんの森地熱発電所を視察してきましたので報告をいたします。
12月20日は北海道ガス函館みなと工場を見学、工場長より液体のLNG(液化天然ガス)を石狩LNG基地より当工
場まで、LNG内航船により片道約19時間の航路にて運ばれてきているとのことでした。ただ、航路の場
合は天候により(海が荒れる)運行が出来ないときもあるので、今は、陸上(タンクローリー)での輸送も行っ
て安定供給をしているとのことでした。
12月21日は函館市内より森町のほくでん地熱発電所へ行きました。
ほくでん地熱発電所の担当者の方から、ここは、国内で8番目の地熱発電所として昭和52年11月に
営業運転を開始しました。特徴としては、カルデラ盆地に設置し世界的にも類をみないものである
と同時に、国定公園外に最初に設置し民家に隣接している大変珍しい地熱発電所という事です。
地熱井基地/4基地・生産井・還元井/それぞれ10本から発電を行っていて許可出力・25,000kw
の発電施設です。
最後に視察を終えて、両社とも、カーボンニュートラルに取り組んでいる企業として
素晴らしい会社だと思います。